MaxOne シングルウェル平面微小電極アレイ
製品概要
MaxWell Biosystems社のMaxOneシングルウェル平面微小電極アレイ(MEAs)は神経回路網における神経細胞および心臓細胞の電子活動を高解像度で可視化することができます。MaxOne微小電極アレイチップの製品ライン(MX1-x-CHP)にはいくつかのウェルと電極サイズがあり、様々な実験や応用に適しています。
個々の細胞へ最新のアクセス
微小間隔に配置された26400個に及ぶ電極により個々の細胞へ同時にアクセスすることができ、細胞体および神経突起の活動を個別に研究することができます。MaxOneの卓抜した時間的空間的高解像度はスパイクソーティングを容易にします。
ネットワークの個々の細胞を刺激し記録する
MaxOneの大きなセンサー部と低ノイズの解読チャンネルは様々な空間的時間的スケールでのネットワークの動きの特徴化を可能にし、ひとつひとつの細胞を高精度で刺激することができます。
主な特徴
- 電極数:26’400
- 電極の中心間の距離:17.5 μm
- 低ノイズ解読チャネル:1024
- 刺激チャネル:32
- 大きなセンサー部 (3.85×2.10 sq-mm)
- すべての記録およびリファレンス電極に黒プラチナコーティング
- 生体組織となじむエポキシ樹脂のパッケージとポリカーボネートのリング
ウェルのサイズ
大 (PLM, PLT)
顕微鏡、急性標本、灌流システムに適しています
- 内径 : 32mm
- 外径 : 35mm
- 蓋高さ: 8mm (PLM), 12mm (PLT)
小 (PSM)
細胞培養に適しています
- 内径: 19mm
- 外径: 24mm
- 蓋高さ: 8mm (PSM)